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定期保険

定期保険とは

定期保険は、あらかじめ契約した一定の保険期間中に死亡したり高度障害状態になったりした場合に、保険金を受け取れる保険です。定期保険はいわゆるかけ捨ての保険で保険料が割安なため、高額な保障を確保することに適した保険です。

定期保険の特徴

○保険期間が一定
○かけ捨てで、保険料が割安
がん保険は、高額になりやすいがんの治療費への備えとして大きなメリットがあります。しかし、がんの治療方法の進歩とともにがん保険も年々変わってきています。古いがん保険などでは、現在のがん治療に対応しきれないこともあります。それらのメリットとデメリットを以下にまとめました。

定期保険の保険期間

保険期間のタイプ 概要
年満了 10年とか20年とか、一定の長さの期間を保険期間とする契約方法です。保険期間が終了すると、そのときの年齢に基づいた保険料で保険を継続することができます。
歳満了 60歳までとか65歳までとか、特定の年齢になるまでを保険期間とする契約方法です。保険期間が終了すると契約は終わり、継続することはできません。
定期保険は、かけ捨てで一定期間の保障を割安に確保できるという特徴がありますが、その特性からメリットとなる部分とデメリットとなる部分があります。


定期保険のメリット・デメリット

メリット
○保険料が割安である
○保障が必要となる期間にあわせて加入できる
デメリット
○長期間の保障が必要な場合に保険を継続していくと、そのたびに保険料がどんどん上がっていってしまう

定期保険の活用法

家族のために一定の期間大きな保障が必要なときに加入するのに適した保険です。
具体的には、万一死亡した場合の遺族の生活費や子供の教育資金などを残してあげるために活用するとよいでしょう。

ただし、残された家族にとって必要な生活保障や教育資金の額は、ずっと一定なのではなく年が経つにつれて減っていきます。したがって、あまり保険期間を長くせずにこまめに保険金額を見直したり、過剰になった保障部分は途中で一部解約したりするなどのメンテナンス(見直し)が必要です。

また、このようなメンテナンスなしで、年月が経つにつれて過剰になる保障を減らしていける保険として収入保障保険があります。(くわしくは収入保障保険へ)

定期保険活用のポイント

○残される家族の生活費や子供の教育資金を残すために加入する
○いくらの保障がいつまで必要かを把握して加入する
○必要に応じて途中で見直しする

定期保険加入のポイント

定期保険は、最もシンプルな生命保険です。保険金額と保険期間を合わせれば、複数の商品の保険料の比較も簡単にできます。ただし、どのような契約にするかという条件面の検討はしっかりするようにしましょう。

加入のポイント

○必要な保障額がいくらかを把握する
○保障がいつまで必要かを把握する
○保険期間を年満了にするか歳満了するかをよく考える
○年満了で加入して、将来、保険を継続する場合、保険料がどれだけ上がるかを確認しておく
万一の場合の必要保障額は、年々その額が下がっていく傾向にあります。いくら割安な定期保険とはいえ、過剰な保障のままにすると保険料が無駄になるので、いくらの保険にいつまで入るのかをしっかり検討して加入することが大切です。また、家族や生活プランに変更があったときにはその都度見直しもするようにしましょう。
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