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医療保険

医療保険とは

医療保険は、病気やけがで入院したり手術したりしたときにお金(給付金)がもらえる保険です。がん保険など、特定の病気に特化した保険もありますが、一般的に医療保険というときは、幅広くいろいろな病気やけがに対応した保険を指します。

医療保険には、入院や手術の保障をはじめとし、特約としてつけられるものも含めて様々な保障があります。


医療保険の主な保障

保障 保障の概要
入院保障 病気やけがで入院した場合に入院給付金を受け取れます。医療保険の最も基本となる保障です。入院給付金は入院一日あたり○円と設定されています。
手術保障 病気やけがで、保険で定められた手術ををした場合に手術給付金を受け取れます。手術給付金は、一般的に入院給付金の日額をベースに10倍、20倍、40倍などの金額となりますが、その倍率は各商品や手術の種類によって違います。
通院保障 入院給付金の対象となる入院をし、退院した後(入院前を含む商品もある)に引き続き治療のために通院した場合に通院給付金を受け取れます。通院一日あたり○円と設定されています。
先進医療保障 厚生労働大臣によって定められた高度な医療技術を用いた治療を先進医療といいます。この先進医療を受けた場合に、その費用が保障されます。
女性疾病保障 女性特有の病気で入院した場合に、通常の入院給付金に上乗せして女性疾病入院給付金を受け取れます。
がん保障 がんになったときに診断給付金が受け取れたり、がんの入院でがん入院給付金が受け取れたりします。特約として医療保険に付加できる商品があります。
医療保険にはいろいろな保障がありますが、どんな医療費にも同じように有効なわけではありません。医療保険が得意な分野とそうでない分野があります。その点を医療保険のメリット・デメリットとしてご案内します。

医療保険のメリット・デメリット

メリット
○入院、手術に対して幅広く保障される
○入院、手術でかかった医療費の多くが保障される
デメリット
○治療費が高額で長い期間におよぶ通院治療の保障に弱い
○日帰り入院などの少額保障は、申請に必要な診断書費用を考えるとメリットは少ない

医療保険の活用法

医療保険は、万一病気やけがで入院したり手術をしたりしたときの医療費の負担を軽減するために入る保険です。そして、病気やけがをする可能性は誰にでもあります。したがって、すべての人に関係した保険といえます。特に年齢が高くなるにしたがって病気やけがになる可能性は高くなります。若くて健康で保険料の割安なうちに、終身タイプの保険に入っておくのが賢い活用法です。

ただし、医療費は健康保険の高額療養費という制度があり、健康保険適用の治療を受けている限りでは、1ヶ月にかかる医療費の自己負担額には上限があります。つまり、特別な場合を除いては医療費は青天井でかかるわけではないので、むやみに高額な保障をつける必要はありません。健康保険の高額療養費を利用した上で、自己負担となる部分をある程度保障できるように入るとよいでしょう。

なお、入院時に個室を使ったりすると差額ベッド代などがかかってきます。そのような入院を想定する方は、やはり大き目の保障が必要となります。

また最近は入院期間が短くなる傾向にあります。大きな病気の場合でも、早めに退院して、退院後の通院で治療を続けるということがありますので、そのようなケースを考えると通院保障も確保しておくとよいでしょう。

医療保険の活用のポイント

○入院や手術をしたときの医療費負担に備えるために加入する
○若くて健康なうちに終身タイプの保険に加入する
○健康保険で補助される部分とされない部分を考慮して保障額を決める
○通院治療や先進医療などに対する保障も検討しておく

医療保険加入のポイント

医療保険には、特約も含めるとさまざまな保障があり、商品によって保障内容も少しずつ違っています。加入する保険を比較・検討するときに迷ってしまうこともあるでしょう。本当に必要な保険を選ぶためにも以下のポイントに注意して加入しましょう。

加入のポイント

○入院日額をいくらにするかをベースに考える
○手術給付金がいくらであるかを確認する
○通院治療特約、先進医療特約、女性疾病などの特約を検討
○保障期間は終身がおすすめ
多くの保障があるに越したことはありませんが、そうなると保険料も高くなってしまいます。必要な保障の優先順位を決めて選ぶようにしましょう。
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